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【REVIEW】Dealey Plaza / A.D. (2020)

DEATHCORE

1. A.D.
2. Epilogue
3. Adversary
4. Doctor Death
5. The Hour Of The Witch
6. Caedas
7. Dark Lust
8. No Masters
9. Dark Days

フロリダ出身ビートダウンハードコア〜デスコアバンドの通算3枚目のフルアルバム。2018年にEPのリリースがありましたが、フルアルバムとしては実に4年振りとなります。

長らくギタリストを務めたJesseの脱退、その他メンバーもボーカリストのBryan Rong除く全てのメンバーが交代しています。

事実上2018年以降活動がストップしていたものと思われますが、なんとかメンバーを揃えてアルバムをドロップしてきました。

デスコア由来のドロドロとした暗黒感とハードコアの熱量を融合し、更にはスラッシュメタル的なアプローチさえ感じます。これは新しいギタリストPatrickRayによるものでしょう。

音としては最新のものではないですが、プリミティブで暴虐的なフロリダ産らしいビートダウンハードコアを軸に、時折予測不能な展開を盛り込んだサウンド。

Dealey Plaza – A.D. (Official Video)

本作リードトラック「A.D」ではその兆候を見事に感じ取れる曲になっています。

不穏なリフから一気にハードコア的な爆走を交え、ミドルパートでモッシーな展開を盛り込み、突如差し込むスラッシーなソロが面白い。

始まったばかりなのにエピローグ?

と思わせる2曲目「Epilogue」は少し大袈裟なイントロから爆走へと転じ、中盤は安定のモッシュパートを盛り込みます。

Bryan Longの咆哮は吐き捨て系のタフガイスクリームの割合を増やしており、過去作におけるハイピッチのスクリームなどは今作ではかなり控えめ。より荒々しさを押し出しています。

Dealey Plaza – Doctor Death (Official Music Video)

2分とコンパクトな「Adversary」〜「Doctor Death」の流れは本作で1番聴いてて心地良いです。

不穏なナレーションと刻みで煽りまくる「The Hour of the Witch」は徐々に盛り上がりを見せ、堂の入ったソロパートから極悪の無音ブレイクダウンをかまします。展開的には美味しい所がかなりあるのに何故かインストソング。

続く「Caedas」はボーカルBryan Rongの咆哮が相当タフです。暫し封印気味だったハイピッチのスクリームも登場し、かなりエクストリーム度数高め。

2ステップパートから安定のビートダウンで極悪に攻めまくる本曲はライブでも凄まじいことになりそうです。

Dealey Plaza – Dark Lust [Music Video] (2019) Chugcore Exclusive

7曲目「Dark Lust」は本作の傾向が顕著に出た、キャッチーなリフとハードコアの融合を感じられる曲。

より伝統的なスラッシュメタルと、メタルコア〜ハードコアを現代的にアップデートしようという思惑を感じる作品でした。

最早デスコアという枠で彼らを解釈するのは難しくなってきたかもしれません。

Dealey Plaza – Dark Days [Music Video] (2017) Chugcore Exclusive

実質お蔵入りになっていた「Dark Days」をラストに収録してくれたのはファンには嬉しいポイントですね。

メタリカオマージュのマーチはさすがに買えませんでした。

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