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【REVIEW】 Whitechapel / Mark of the Blade (2016)

DEATHCORE

01. The Void
02. Mark of the Blade
03. Elitist Ones
04. Bring Me Home
05. Tremors
06. A Killing Industry
07. Tormented
08. Brotherhood
09. Dwell in the Shadows
10. Venomous
11. Decennium

テネシー出身デスコアバンドの通算6枚目のフルアルバム。

昨年リリースした『The Valley』においてもクリーンボーカルの導入がされていますが、その方向性を一気に押し出すきっかけになったのがこの作品。

デスコアにおけるクリーンボーカルの導入はある種“禁じ手”みたいな部分もあったりして、リリース前からかなり物議を醸していました。

結果的にこの作品で大きくセールス面も落とすことになる彼らですが、改めて聴き直すと結構良いではないか・・・!!

実際にクリーンボーカルが導入されているのは4曲目「Bring Me Home」、ラスト「Decennium」の2曲。

アルバム全体のバランスを考えても雰囲気を損ねるようなものではなく、何よりボーカルPhilが普通に上手いってのもポイント。

ポストグランジっぽい退廃的なムードで歌い上げるパートは独特の艶感がありますし、彼らの今までの“らしさ”を打ち消すほどに主張しているわけじゃないです。

この作品では一層グルーヴ特化のスタイルへと接近していて、デロンデロンとしたいつも通りのWhitechapelをより一層ノリやすくした雰囲気です。

基本的に前作の延長線上にある作風ながら、クリーンの導入というトピックであまり評価を伸ばせなかった難しいアルバムだと思います。

かといって初期の路線を継続していたらそれはそれで面白くないと批判を受けそうな感じもしますね。

バンドとしての過渡期はこういう評価をされがちなのがなんとも悲しい。

ちなみに本作の限定盤は初期のデモ音源をまるっと12曲収録したCDが付属します。過去の彼らの音源をこうしてまたフィジカル化してくれるMetal Bladeには頭が上がりません。

MARK OF THE BLADE

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