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【REVIEW】 Polaris / The Death Of Me (2020)

METALCORE

01. Pray For Rain
02. Hypermania
03. Masochist
04. Landmine
05. Vagabond
06. Creatures Of Habit
07. Above My Head
08. Martyr (Waves)
09. All Of This Is Fleeting
10. The Descent

オーストラリア出身メタルコアバンド、約2年振り通算2枚目のフルアルバム。

フランス出身ポストハードコアバンドLandmvrksと共に来日したことも記憶に新しいバンドです。

デビューフルアルバムMortal Coilのクオリティーの高さに度肝を抜かれた人も多いはず。

ダブルMayonesから繰り出される極上のリフと激情的なスクリーム、随所にキャッチーなメロを導入したスタンダードなメタルコアスタイルでありながら、ずば抜けた楽曲センスで良曲を連発。

モダンでプログレッシブなサウンドと元来のメタルコアの持つ魅力をバランス良く組み上げ、

新旧のリスナーを全てカバーするかのような懐の広さがあります。

メンバー構成は下記の5人。

Jamie Hails: Vocals

Jake Steinhauser: Bass/Vocals

Rick Schneider: Guitar

Ryan Siew: Guitar

Daniel Furnari: Drums

本作のリードトラック#1Pray for Rainは、前作で言うなればIn Somnus Veritasを彷彿とさせるポストロック的なフェードイン、対比するように激情的なパートを織り混ぜていきます。

初っ端からクライマックスを感じさせるようなスケールは本作でも間違いなく顕在で、様々な方向性から楽曲のコントラストを強調することが出来る彼らならではの手法。

続く#2Hypermaniaは先行公開されたシングルで、コンパクトな構成で突進力の強いアグレッシブ性を押し出した曲。

無駄を削ぎ落としたシンプルな曲ですがインパクトは抜群。

激しくも切なく、そして美しさををふんだんに詰め込んだ#3Masochistで完全に名盤確定しました。Youtubeでの視聴回数も既に60万回を超えています(2/24現在)。

アルバムの流れを変える攻撃的なナンバー#4Landmine、キャッチーなメロディーが印象的な#5VagabondArchitectsのようなドラマ性を携えた#6Creatures of Habitと全く勢いを落とすことなく良曲を連発。

Polarisのクリーン担当Jakeのアンセミックなメロディーが印象的な#7「Above My Head」は、中盤でリムショットを挟んで一気にカタルシスへと向かって展開していくドラマ性抜群の曲で、アルバム内で幾度もクライマックスを迎えるような贅沢感が味わえます。

儚く美しいバラードナンバー#8「Martyr」を挟み、テクニカルなフレーズとバウンシーなドラミングが絡む#9「All of This is Fleeting」は後半に破壊力抜群のブレイクダウンを搭載。

ラストを飾る#10「The Descent」はPolarisには珍しく5分超えのナンバー。フィニッシュに相応しい確かな作り込みを感じるスケール感抜群の曲で終幕。

Polarisの最大の魅力は何と言っても“センスが良い”ことであって、00年代のメタルコアへのリスペクトを確かに感じながらも、10年代以降のモダンなスタイルを見事に昇華した現代メタルコアの象徴的な存在になっている気がします。

それこそオーストラリアはI Killed The Prom QueenやParkway Driveといった伝説的なバンドを多く輩出してきた国ですが、Polarisはそれに匹敵するほどの衝撃です。

間違いなくオーストラリアのメタルコアシーンを牽引していくことになると思います。

Polaris – LANDMINE [Official Music Video]
Polaris – HYPERMANIA [Official Music Video]
Polaris – MASOCHIST [Official Music Video]

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