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【REVIEW】 Counterparts / Nothing Left To Love (2019)

HARDCORE

カナダ出身叙情系ハードコアバンド通算6枚目のフルアルバム。

今作から2013年に脱退していたギタリストAlexが復帰。

Counterparts "Wings of Nightmares"

先行リリースされたWings of Nightmaresがモロにデビューアルバム『Prophets』を彷彿とさせるような泣きのメロディーと疾走感に溢れていたけど、全編通して聴くとやっぱり初期の頃の匂いが強くなったように感じる。

テクニカルでありながら難解に感じさせないセンスの良さと、花火のような儚さがこれぞ叙情ハードコアと言わんばかり。

Counterparts "Paradise and Plague" Official Music Video

続くParadise and PlagueMVに。

Brendan Murphyの咆哮はデビューから10年経った今も全く変わらない勢いに満ちてる。クリーンボーカルの導入があるけど甘さは全く感じず、違和感を感じる人はいないと思う。

シンプルなブレイクダウンの導入があるので確かにMV向きの曲かも。

Misery SignalsGregoryFit For An AutopsyWill PutneyReign SupremeJay PepitoTrade WindAndrew McEnaneyらが集まったスーパーサイドプロジェクト“END”での活動があったから、個人的にはもっと混沌とした雰囲気の作品をリリースしてくると思っていた。

でも実際に聴いてみると、良い意味で原点回帰しつつ随所に中期Counterpartsのカオティックフレーバーを織り交ぜたような作風で、全てのファンが納得出来る最高の進化をしてくれたと思う。

Counterparts "Your Own Knife"

本作の中でもカオティックハードコア寄りのYour Own KnifeDillinger Escape Planのようなノイジーなギターが面白い。

アルバム中盤以降は展開もクセのあるものが増えるけど、完璧なタイミングで泣きまくるギターが上手く楽曲を調和させてる。

Counterparts "Nothing Left To Love"

ラストを飾る表題曲Nothing Left To Loveは切ない歌詞と共に壮大に展開していくナンバー。

物憂げな雰囲気と残響を施したサウンドはポストロックと激情系が融合したような美しさ。

叙情ハードコアの新星としてデビューした彼らも気付けば10年のキャリアを積み、今もなお進化し続けている。

Track List

01. Love Me
02. Wings Of Nightmares
03. Paradise And Plague
04. The Hands That Used To Hold Me
05. Separate Wounds
06. Your Own Knife
07. Cherished
08. Imprints
09. Ocean Of Another
10. Nothing Left To Love

Kento Maruyama

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