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【REVIEW】 Thousand Below / Gone In Your Wake (2019)

POST HARDCORE

カリフォルニア出身ポストハードコアバンド、通算2枚目のフルアルバム。

実はThousand Below名義の前にOutlandsとして活動していて、Tragic Hero Recordsからアルバムを1枚出しているんですよね。

前作「The Love You Let Close」では、2000年代のスクリーモを彷彿とさせられる哀愁感抜群のメロディーラインと激情的なスクリームが絡み合うサウンドにノックアウトされた人は多いはず。

今作はかなりバリエーションに富んだ意欲作に。

Thousand Below – Chemical (Official Music Video)

前作のエモーショナルな側面を残しつつも、

ソウルミュージックの影響を感じさせる艶やかな箇所が特徴的なリードトラック「Chemical」で幕開け。

Thousand Below – Disassociate (Official Music Video)

かと思えばM-2「Dissassociate」では攻撃的でアッパーなチューンを差し込む。

前作の雰囲気が目立つのはこの曲ぐらい。

Thousand Below – Fake Smile

続く「Fake Smile」はシニカルな歌詞がUKのHolding Absenceを連想させるけど、

全体的に歌心にスポットを当てているのでいくらかマイルドに聴こえる。

Thousand Below – Vanish

M-6「Vanish」はBad OmensやBring Me The HorizonのSempiternal期を思わせる壮大なナンバー。

Thousand Below – Lost Between feat. Marcus Bridge

NorthlaneのMarcusをゲストに迎えた「Lost Between」は儚げなアルペジオとアンセミックな歌メロが心地良い。

Thousand Below – Gone In Your Wake

ラストのアルバムタイトルトラック「Gone in Your Wake」はピアノサウンド主体のバラード。

激情的なエモさは鳴りを潜めて、ボーカリストJames DeBergの歌心にスポットを当てているので賛否はかなり分かれそう。

作品全体の持つ雰囲気が前作と全く異なるので、比較すること自体そんなに意味がないかもしれない。

それでもThousad Belowらしい印象的なメロディーは健在で、前作のファンと新規リスナーの開拓を狙ってギリギリのラインに打ち込んだ意欲作が今後どういった形で聴かれていくのか楽しみ。

Track List

1. Chemical
2. Disassociate
3. Fake Smile
4. Alone (Out Of My Head)
5. The Edge Of Your Bed (feat. Michael McGough of Being As An Ocean)
6. Vanish
7. 171 xo
8. Learn To Lose And It All Gets Easier
9. Lost Between (feat. Marcus Bridge of Northlane)
10. The Other Side Of Things
11. Gone In Your Wake

Kento Maruyama

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