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【REVIEW】Gamma Sector / Sanctum Vivisection (2019)

DEATHCORE

ミッドウェスト出身デスコアバンドの2ndアルバム。

この5人組、とにかく今のデスコアトレンドとはかけ離れたところにある独自のサウンドを打ち鳴らしている。

2016年に結成されると、同年には早速デビューEPをリリース。

スラミングデスコアサウンドを軸に、インダストリアルな装飾を施しつつ奇想天外な展開を見せるその音楽性でじわじわと人気を集めていた彼らだが、その1年後にVicious Instinct Recordsからリリースされたデビューアルバム『Nex Omne』がこれまたトンでもない内容。

Mental CrueltyLucca SchemerlerEnterprise EarthDan WatsonVulvodyniaDuncan BentleyShadow of IntentBen Duerrなどがゲスト参加しており、トータルタイム1時間超えのデスコアコンピレーションのようなアルバムで、やりたい放題なサウンドで一躍注目の存在に。

これを機にStay Sick Recordingsと契約した彼らは、新たな製作活動に着手。

個人的にはこういう意味の分からないサウンドも好きなので、変わらずやってほしいと思ってたけど心配無用でした。

インダストリアルな装飾は本作でも顕著で、相変わらず楽曲も意味不明なものが多く何とも形容し難いダウンテンポデスコア。

Gamma Sector – Leatherbound (Official Music Video)

MVになっているこの「Leatherbound」が1番まともな気がするけど、

アルバム全体を通して聴くと本当に変態です。

でも何故か、誰に向けたかも分からないような奇妙なサウンドがクセになってしまう。

裏を返せばこれこそがが彼らの狙っている“独自の”空気感なのかも。

今作は前回より控えめだけど、Signs of the SwarmDave SimonichInfant AnnihilatorDickie Allenがフィーチャーしていて相変わらずゲスト陣は豪華。

肝心のボーカリストDaniel Burrisもゲストに負けないぐらいヴァイオレンスな声質なのでご心配なく。

どんなバンドが好きな人に薦めたいか考えたけど本当に思いつきませんでした。

強いて言うならダウンテンポなデスコアサウンドが聴ける人で、尚且つ先に挙げたようなInfant Annihilatorのようなゲテモノも聴ける人だろうか。

でもこういうシーンの中でも異質な存在ってどうしてもワクワクしてしまう。

Track List

01. As the Sky Bleeds
02. Lost in Elm
03. Wilted (feat. Dave Simonich)
04. Hallowed
05. And Still They Weep
06. Scarlett Rose
07. Leatherbound
08. Clavicula Nox
09. Conjuring Her
10. Sanctum of Vivesection(feat. Dickie Allen)

By Kento Maruyama

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