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The Best of Mathcore 2019

COLUMN
Mary Fields – What's in a Nom de Plume?
右上のタブからプレイリスト全体を表示する事が出来ます。
▼Playlist▼
The Number Twelve Looks Like You – Raised And Erased
Mary Fields – What’s in a Nom de Plume?
Car Bomb – Dissect Yourself
.gif from god – possible futures in the minds of children
Norma Jean – Children Of The Dead
SeeYouSpaceCowboy – Self Help Specialist Ends Own Life
Dr. Acula – Egg Monsters From Mars
DOOMEYE – Pending gravestone of a hangman
Steaksauce Mustache – Barnyard Brodown
The Sound That Ends Creation – The Human Race Makes Mistakes,You’re The Worst I’ve Seen So Far
Street Sects – Fourteen Frames (feat. Nick Sadler & Lingua Ignota)
The Number Twelve Looks Like You – Ruin The Smile
ITHACA – Impulse Crush
WRISTMEETRAZOR – LOATHSOME
Under the Pier – FLUX – Ottobar 10/15/2019
SEIZURES! – The Cycles Unnumbered
Prissy Whip – Dr. Jessup
The Burning Wind – Inheritance
Plasticbag Facemask – From Russian Torrents With Love
Serration – Ease Yourself Back into Consciousness
▼▼▼
2018年末から2019年はマスコアをもう一度しっかり追いかけてみようと思った。というのも、Code Orangeの躍進以降、インダストリアルエクスペリメンタルをキーワードにメタルコアやデスコアといったヘヴィ・ミュージックが新たなサウンドを作り上げる為に、マスコアシーンからヒントを得られるだろうと感じたからだ。自分がマスコアを熱心に聴いていたのはおよそ10年前。See You Next TuesdayをキッカケにそれこそThe Number Twelve Looks Like YouやThe Dillinger Escape Plan、確かThe Chariotもその頃来日して、渋谷サイクロンに観に行ったのを覚えている。そこからArsonists Get All The GirlsやDr.Aculaが出てきて、エクスペリメンタル・デスコアの方に興味が持って行かれてから、The Number Twelve Looks Like Youの活動休止もあり、マスコアシーンを追いかけることから遠ざかっていた。

Code Orange

先ほども言ったように、Code Orangeの「The Hunt」を聴いてから、やっぱりマスコアバンドがやってきた事が、これからのデスコアやメタルコアシーンがヘヴィネスを極めていく上で、間違いなく重要になってくると感じた。また、SlipknotのCorey Taylorがゲスト・ボーカルとして「The Hunt」に参加していた事もその可能性が現実のものになるのではないかという気持ちを駆り立てた。

Frontierer

もうひとつ、Frontiererの存在も自分が再びマスコアに興味を持つきっかけのひとつになった。そして、The Number Twelve Looks Like Youが2019年に復活し、アルバムをリリースするというニュースが決定的なものになり、1年を通じてマスコアとタグ付けされる音楽を手当たり次第すべて、チェックした。その中から個人的に良かったものをプレイリストにまとめてみたので、是非チェックしてもらいたい。

The Number Twelve Looks Like You

10年振りとなるThe Number Twelve Looks Like Youのフルアルバム『Wild Gods』は、今年聴いたすべてのジャンルをひっくるめたとしても、トップ10に入れたくなる程聴き込んだ。淀んだ空気を切り裂くようなギターワークと、お馴染みであるジャズやフュージョンをベースに組み込まれるクリーンパートの対比。様々マスコアと呼ばれるバンドがいる中でも、この世界観は彼らにしか作れないと思う。

Car Bomb

Car Bombは、MeshuggahとThe Dillinger Escape Planをベースにしながら、リズムの概念をぶち壊したカオスな展開美を軸にしている。強烈なノイズでデスコア/ブルータルデスメタル勢らを蹴散らす程にヘヴィで、正確。同じくベテランNorma Jeanも変わらぬ世界観の中で、シーンを牽引してきた威厳を見せつけた。Norma Jeanに影響を受けているであろうSeeYouSpaceCowboyWRISTMEETRAZORも人気が高まってきている重要なバンドなので、絶対にチェックしてほしい。

Mary Fields

プレイリストの2曲目、Mary Fieldsも注目しておきたいバンドのひとつだ。こういうバンドがメタルコアシーンでプレイしたら、一気に人気に火がつきそうな気配がある。

Dr.Acula

.gif from god

Dr.Aculaに関してはデスコアで語るべきかもしれないが、エクスペリメンタルデスコアというひとつの小さなカテゴリーは、ほそぼそと受け継がれており、DOOMYEやSteaksauce Mustache、Plasticbag Facemaskらはチェックしておいて良いだろう。

Street Sects

Street Sectsも非常に面白いバンドだ。彼らが自身のサウンドをマスコアだと思っている可能性は低いだろうが、インダストリアルというにはメタルコア/デスコア的な雰囲気があるように感じる。彼らはユニットという形式をとっているが、The Sound That Ends Creationはワンマン・マスコアプロジェクト。そういう人達も高いクオリティの楽曲を出すし、バンドサウンドではできないような事をやるので、面白い。
久しぶりにマスコアをチェックしてみて、2000年代から現役のバンドもいれば、新しく知るバンドも多く、楽しかった。ここ数年は本の執筆もあり、デスメタルを聴く割合が多かったが、そうしたシーンにはないアイデアがあり、ヘヴィネスがある。ニュー・メタルコアというワードもあるし、そうしたヘヴィネスを極めている様々なメタルのサブジャンルがクロスオーバーしていくと、さらにまた新しくて面白い音楽が誕生するかもしれないとワクワクする。
by Ryouhei Wakita

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